Arduino (3) Duemilanove 3.3V2014年03月16日

改造ボードが組み上がったところで、Arduino ブートローダ (boot loader) を書き込む。
ネットの情報によると、2 つの Adruino をつないで、Arduino IDE に付属するプログラム (Arduino ISP sketch) を使って書き込むことができる。
ここでは、純正の Duemilanove (5V 版) を使う。

Arduino ISP

電源を純正 Duemilanove から供給し 5V で動作させるので、3.3V 版の Duemilanove 側には AC アダプタ (USB) を接続する必要はない (してはいけない)。
(追記) のちに +5V と +3.3V のピンアウトに対する改造を行っているので、
Arduino ISP プログラマの 5V 版 Duemilanove の 5V をブートローダが書き込まれる 3.3V 版 Duemilanove の 3.3V に接続して、3.3V 版 Duemilanove を 5V で動作させる必要がある。

ところで、この方法には、自動 RESET が影響して書き込みができないという問題がある。
これを回避するには、RESET と GND 間に 10μF のキャパシタを接続すればよい (自動 RESET が無効になる)。

普通ならターゲットとして Duemilanove を選んで書き込むのだが、ここで UNO を指定すれば、改良版の新ブートローダ optiboot を書き込むことができる。
公開されている手順にしたがってブートローダを書き込んで、ようやく 3.3V 版の Arduino Duemilanove ができあがった。
ボードは Duemilanove だが、optiboot が書き込まれているので、開発環境 (Arduino IDE) のボード選択では UNO を指定する。
Blink スケッチを upload して、動作を確認する。
LED が点滅すれば O.K. だ。

Blink

残念ながら、前回作ったシールド (LCD, SW などが載っている 5V 版) が使えなくなってしまった。
新たに 3.3V 対応のシールドを用意しなければならないようだ。

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