法医学教室の事件ファイル (42)2016年09月10日

ここしばらくの間、更新ができなかった。
土曜ワイド劇場の放送がなかったのと夏休みで出かけていたためだ。

今回の土曜ワイド劇場は、「法医学教室の事件ファイル」シリーズ 42 作目だった。
長寿シリーズなので、またかとも思ったのだが、前作は去年の 11 月だった。
久しぶりである。
ドラマは、横浜港で発見された白骨死体と、雑木林で見つかった芸術大学の元講師、クルマのトランクから見つかった女子学生の遺体から始まる。
大学の関係者が調べられ、アカデミックハラスメントやストーカー被害が明らかになる。
人気ジャーナリストとその過去の事実も絡んで、事件の本質が見えない。
結局は、やっぱりあいつが犯人だったということになって、「スミス骨折」や「コットン骨折」という新しい用語以外には、あまり魅力を感じない。
このシリーズはまだまだ続きそうだが、愛介 と みなみ の関係と同じような展開が続くと面白くないだろう。
遊井亮子 さん が出ていた。
出番が少なく、本筋にあまり絡んでいなかったのは残念だったが、好きなことに変わりはない。

出先で「温泉(秘)大作戦(18)」を観ていたので、それについても書いておこうと思う。

今回の舞台は、知床だ。
幼なじみ、厨房の改革、新たに雇われた訳ありの料理人、何とも不穏な空気が漂っている。
そんな中、宿泊客 (大島さと子) が転落死する事件が発生し、所持品の赤いバッグから、ホテル内に捜査がおよぶ。
中盤で、新たな登場人物 (瑠衣夏) がやってくる。
事件の背景や構図、人間関係が明らかになって、最後は予想通りのパターンに落ち着く。
以前に比べると、コンサルティングの部分が少なくなっているように思われる。
その分、事件に関わる割合が多く、よりサスペンスらしくなったようだ。

瑠衣夏 さん、小西真奈美 に似た感じが好きだ。
『コウノドリ』や『ホテルコンシェルジュ』にも出ていたはず。
お気に入りの女優さんがふえた。

感想 (56) 私たちが星座を盗んだ理由2016年09月11日

これまで読んだ本の感想 (その 56)。

「おすすめ」で紹介された。
タイトルが気になったので読んでみることにした。

o 私たちが星座を盗んだ理由 - 北山猛邦

5 編のエピソードが収録されている。
ジュブナイル、ファンタジー、ピカレスク、ロマンス、タイトルから期待させる通り、ほんわかした雰囲気から始まるストーリーだが、最後で一変する。
ぞっとするような感じだったり、悲しかったり、いずれも残酷な結末になっていて、切ない。
このシリーズの特徴かもしれないが、それにしても後味が悪過ぎる。

Solo Learn2016年09月18日

このところ、通勤途中の電車の中で、Solo Learn なるアプリでプログラミング言語を学んでいる。
Solo Learn という名前の通り、自習を目的としたものだ。
Java や C, C++ をはじめ、いくつかのコースが用意されているが、私は Python のコースを選択した。
何を今さらと言われそうだが、特に理由はない (いつもの通りの回り道/迷い道なのだ)。
構成は、概念と文法の説明に続いて example, 演習問題となっていて、一般的な解説書や自習書 (tutorial) と同じだ。
これによってすべてを学べるわけではないが、最初の一歩としては十分な内容だ。
コースはすべて英語で書かれているが、記述はとてもわかりやすい。
進捗に応じて経験値 (XP) が上がる。
Leader Board を見れば、コースに参加している人たちの中で、自分が今何番目にいるか知ることができる。
コースを終了すると、修了証明書 (certificate) (画像) がもらえる。

ところで、世界中でどれくらいの人が参加しているのだろう。
何万人だろうか、何十万人だろうか。
いずれにしても、自分と同じように学んでいる人たちが、世界中にいる。
スマホの窓はとても小さいけれど、その窓はいつでも世界に向かって開かれているのだ。
Solo Learn は、決してひとり (solo) で学ぶことではない。
ほかのコースにもチャレンジしてみたいと思った。

スペシャルドラマ 刑事 犬養隼人2016年09月24日

今週はいつもの土曜ワイド劇場ではなく、スペシャルドラマ 刑事 犬養隼人 だった。
去年の 10 月に第一弾が放送されたので、今回の第二弾は、ほぼ 1 年ぶりになる。
「このミス」大賞を受賞した 中山七里 原作の社会派ミステリーだ。
今回は、ロックバンドのボーカルで作家が殺された事件とアイドルの誘拐事件を軸に、ストーリーが展開する。
容疑者のウソを見破り、事件の背景や裏側を暴いてゆく 犬養 刑事。
本格的なサスペンスにふさわしい演出だが、事件の構図は予想できてしまう。
一方で、娘の父親として、あるいは上司と部下の関係 (部下として、上司として) についても描かれていて、じっくり、どっぷり浸ってしまった。

8.68km (BGM: MACO)2016年09月25日

朝がすっかり涼しくなったので、真夏の間休止していたウォーキングを再開した。
ウォーキング中は音楽を聞いているのだが、今日は MACO の love letter を選んだ。
2nd アルバムの TV CM が気になったので聞いてみることにしたのだ。
よくありがちの恋愛模様を歌った曲が多く、10 代、20 代の若者に人気があるのがよくわかる。
私のように過去に若者だった者には似合わないのかもしれないが、それでも何か感じるものがある。
AKB はもちろん、西野カナや絢香とも似ているようで、違う。
しっとりと聞かせるような歌声が実に心地いい。
ウォーキングの BGM、当分の間 MACO が続きそうだ。