棟居刑事の偽完全犯罪2016年04月23日

土曜ワイド劇場は、東山紀之 主演の「棟居刑事」シリーズ 9 作目だった。
約 1 年ぶりだ。
ドラマはフリージャーナリストの殺人事件から始まる。
棟居 は、現場の本棚に残された一冊だけ血痕が付着していない本を見つける。
折しもその本の作者の偽者による詐欺事件が起こっていて、それにも関連して怪しい人物たちがぞくぞくと登場する。
事件の構図は、恐喝がらみの殺人なので、犯人はもちろん、人間関係や、ストーリーの展開も予想できてしまう。
最後に明らかになる過去の秘密と事件の真相。
タイトルの「偽完全犯罪」の意味が弱いような気がした。
このシリーズは、全体の雰囲気が堅い。
時折登場する 神林一子 (貫地谷しほり) によって、少しホッとできるのだが、ドラマの持つ硬派な感じは崩れていない。
そうすると、華やかさが失われがちになるが、今回のゲスト 浅見れいな によってバランスが保たれているように思う。
もう少し若かったり、逆に年長の女優さんでは、締まらない感じになっていただろう。
キャスティングが良かったということか。

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