Arduino (9) IDE (ATmega1284P 対応)2015年01月24日

今年になって、Linux PC の環境を Debian から Linux Mint に変更した。
それに伴い、Arduino IDE の環境も構築し直すことにした。
Linux Mint には Arduino IDE パッケージも用意されているが、最新版ではないので、arduino.cc からダウンロードしてインストールした。
これまでは Arduino IDE の hardware/arduino 以下のファイルを直接編集して ATmega1284P に対応していた。
今回は、sketchbook の hardware フォルダの中に設定ファイルを配置して対応することにした (こちらが正当な方法)。

 1. hardware/arduino をコピーし、arduino の代わりに Duemilanove1284p と名前を変える (sketchbook/hardware/Duemilanove1284p)
 2. Duemilanove1284p/bootloaders では、optiboot フォルダのみ残す
 3. optiboot に optiboot-v5.0a で作った optiboot_atmega1284p.hex をコピーする (ほかの hex ファイルはいらない)
 4. Makefile, optiboot.c, pin_defs.h を修正して Duemilanove1284p (ATmega1284P) に対応する
 5. Duemilanove1284p/cores では、arduino フォルダのみを残す
 6. Duemilanove1284p/firmwares は、いらない (削除する)
 7. Duemilanove1284p/variants では、standard フォルダと board.txt のみ残す
 8. Duemilanove1284p/variants/standard/pins_arduino.h と Duemilanove1284p/board.txt を修正して Duemilanove1284p (ATmega1284P) に対応する

修正ファイル

これで、Arduino IDE を起動すれば、ツール/マイコンボード で Duemilanove1284p が選択できるようになる。

ATmega1284P 対応 IDE

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